【呪術廻戦】乙骨憂太の現在の術式は?里香は解呪していない?

【呪術廻戦】乙骨憂太の現在の術式は?里香は解呪していない?

今回は、呪術廻戦の特級呪術師・乙骨憂太の術式や里香(リカ)との関係、現在について解説いたします。

乙骨憂太の呪術師としての階級は「特級」に分類されます。この「特級呪術師」は日本に4人しかおらず、乙骨憂太は作中屈指の実力者です。

乙骨憂太は呪術廻戦本編の前日譚にあたる「0巻(呪術廻戦 東京都立呪術高等専門学校)」では主人公として登場。夏油傑を打倒するなどの活躍を見せました。しかし本編では長らく登場の機会がなく、137話にてようやく本編に登場。

その際、解呪したはずの「特級過呪怨霊・里香」の健在が確認され、現在も乙骨は作中屈指の実力を有していると思われます。今後、最強・乙骨無双の展開が期待されています。

乙骨憂太とは

呪術高専東京校の2年に在籍している青年。日本三大怨霊の1人、菅原道真の子孫孫で、五条悟とは遠い親戚にあたります。

呪術廻戦本編の前日譚である「0巻(呪術廻戦 東京都立呪術高等専門学校)」では主人公として登場し、呪術師としての成長が描かれました。

呪術高専編入前までは気弱な少年で、イジメの対象になることも多々あった様子。

呪術高専編入後はメキメキと力を付け、今では伏黒恵から「唯一手放しで尊敬できる人」と評されるほどに成長しました。”特級呪術師”に分類されるほどの実力者であるとともに、人格者でもあるようです。

呪術高専に編入したきっかけ

先述の通り、呪術高専編入まで乙骨は気弱な少年で、イジメられることが多かったようです。しかし、乙骨が本当に恐れていたのはイジメっ子では無く、「乙骨がその身に宿した”呪い”が乙骨に危害を加えた者へ加える無残な報復」でした

実は、乙骨に宿っていた”呪い”は交通事故で亡くなった幼馴染・祈本里香が憑りついたもの。この呪いは呪術界では「特級過呪怨霊・里香」と呼ばれ、乙骨が菅原道真の血を引いているためか、並みの呪術師では手も足も出ないほど強力な呪力を有します。乙骨が特級呪術師の階級なのも里香を宿しているのが大きな理由の1つです。

当時は里香の制御もままならなかったため暴走することが多々あり、誰の手に負えないということで、乙骨の秘匿死刑が決定。そのことに反対した五条悟によって呪術高専東京校へ編入することになりました。

呪術高専への編入にあたっては、虎杖悠仁と同じような経緯をたどっています。

特級呪術師への成長

乙骨憂太は今の日本に4人しかいない「特級呪術師」の1人。現代最強呪術師・五条悟もその一人です。

「特級過呪怨霊・里香」をその身に宿していたことから、呪術高専東京校へ編入した時点で「特級呪術師」として迎え入れられるという異例の扱いを受けます。

しかし編入当初は里香を制御することはできず、同じ特級呪術師といっても五条悟や九十九由基とはとても同列に語ることはできない状態でした。

それでも、呪術師の世界に触れた乙骨は里香の呪いを解くために鍛錬を積み、今では五条悟から「自らと並ぶ術師になる」と評されるほどに成長します

33話の扉絵の謎

呪術廻戦の序盤のこと、伏黒恵の口から乙骨憂太は高専から下された任務で海外で活動していることが判明。

その後、33話の扉絵では乙骨らしき人物が夏油一派の「ミゲル」と行動を共にしている様子が描かれ、話題になりました。

なぜ乙骨がミゲルと一緒にいるのか、そもそもあの後ろ姿は乙骨だったのか、長らく不明でしたが、145話の乙骨のセリフから、ミゲルの故郷に「黒縄」という呪具を探しに行っていたことが分かっています。

乙骨憂太とミゲルが海外で一緒にいた理由詳細

 

死滅回遊の参加者

乙骨は情報収集のため、死滅回遊へ単独で参加するようです。さすが、特級術師ですね。乙骨を含め、呪術師の現在の動向は下記記事でまとめて記載しているので、ぜひご覧ください。

【呪術廻戦】キャラの死亡・生存・現在の状況まとめ

 

乙骨憂太の術式や里香の能力

呪術師にはランク付けがあり、「4級」~「特級」という仕分けがされています。

現代最強呪術師・五条悟でさえ、自己鍛錬を積んだ末に”特級”の座に就いていますが、乙骨憂太は都立呪術高専編入時点で特級呪術師に分類されるという異例の措置を受けています。

そんな乙骨憂太の術式の能力の根底を支えるのは、乙骨がその身に宿した「特級過呪怨霊・里香」の存在です。乙骨の術式や能力は里香がもたらす恩恵と言っても過言ではないでしょう。

以下、記事後半のネタバレ!

乙骨の強さは「特級過呪怨霊・里香」がもたらす”恩恵”だと言いましたが、そもそも里香が強大な呪力を有するのも、実は乙骨が「日本三大怨霊・菅原道真」の血筋であり、乙骨自身がその身に強大な呪力を有していたことが原因です。

なので、正確には里香の呪力も能力も、乙骨自身のポテンシャルによるものであったということができます。

特級過呪怨霊・里香について

乙骨憂太がその身に宿した「特級過呪怨霊・里香」の力は絶大。恐らく里香を相手にできるのは現代最強呪術師の五条悟や、偽夏油、裏梅、両面宿儺くらいでしょう。

0巻では主に乙骨憂太が呪術師として成長していく過程が描かれていますが、それ即ち乙骨が里香の力の制御方法を身に着けていくことでもありました。

五条悟に指導を受け、次第に里香のを制御できるようになっていった乙骨は、0巻の最終話で闇落ちした夏油傑と対決。

その時に見せたのが、通常では考えられない以下のチート的能力です。

無条件の術式コピー

乙骨憂太の術式の一つ目は「無条件の術式コピー」他の呪術師が使用する、ありとあらゆる術式をコピーして自由自在に行使が可能だと言われています。

術式コピーの方法や、制限などがあるのかは不明。0巻での夏油傑との戦闘においては、狗巻棘の生得術式である「呪言」の術式を拡張機のようなモノを使用して広範囲に行使。このように他者の術式をコピーするだけでなく、いくらかの術式を組み合わせるなどして発展させることも可能だと考えられます。

呪術を学んで1年にも満たない乙骨が高等術式の「呪言」を行使したことを、夏油傑も敵ながら賞賛していました。

MEMO

当サイト管理人は、コピーできるのは乙骨と親密な関係にある人物の術式のみだと予想しています。(vs夏油の際は”呪霊操術”のコピーをしなかったため)

底なしの呪力

乙骨憂太の2つ目の能力は「底なしの呪力を有する」ということ。膨大な呪力を身にまとうことにより、他の呪術師とは比較にならないほどの「身体能力強化」と「ダメージの最小限化」が可能になります。

「底なしの呪力」という名の通り、無限ともいえるほどの膨大な呪力を有し、呪力が底をつくことがありません。(いくら何でも無限というのはありえないかもしれません。”呪力量が測定不能”という表現の方が正しいかも)

【2021年3月19日追記】

140話で明らかになりましたが、やはり乙骨憂太は膨大な呪力量を有しているようですが、無限”では無いようです。そのため、過度に呪力を消費しすぎると呪力切れになることもある様子。(もっとも、その身に宿す呪力量が多すぎて、呪力切れになることはほとんどなさそうです)

反転術式

負傷者の傷を治療するための術式で、呪術師として相当成熟した高等呪術師にしか扱うことのできない術式。呪術高専東京校の家入硝子や五条悟などが使用可能です。

呪術を学んで日の浅い乙骨が使用することなどはまずできないのですが、夏油傑との戦闘で致命傷を負った禪院真希と狗巻棘に使用しています。

体術

乙骨憂太は、呪術高専での禪院真希との特訓により体術も身に着けています。0巻の最終話、夏油との戦闘でキレた乙骨の動きは異常でした。

夏油傑は術式の性質的に遠距離攻撃タイプのような気がしますが、実は武闘派です。しかも、呪術師としての経験値は夏油の方が圧倒的に上ときました。本来であればそんな相手に呪術初学者の乙骨が敵うはずありませんが、乙骨は夏油と同等以上の動きを見せます

ただし、この時の動きは「特級過呪怨霊・里香」の”底なしの呪力”があったから可能だったと考えられます。

呪術廻戦の世界において、呪力は自身の身体能力の向上にも使用可能なのです。特級過呪怨霊「里香」をその身に宿した乙骨の呪力は底なし。里香の膨大な呪力を最大限に使用し、身体能力を極限まで高めていたのでしょう。

里香の秘密

”自分の命を差し出す”縛り”とすることで、里香の力のMAXを使用した乙骨は夏油との戦闘に勝利します。

本来であれば、力を行使した代償として乙骨は命を差し出さなければならないはずでしたが、なぜかその”縛り”は発動せず、逆に里香の異形の姿が解除され、生前の折本里香が現れます。

乙骨の正体は菅原道真の子孫だった

実は、乙骨憂太の正体は「日本三大怨霊」とされている菅原道真の子孫でした。そのため、乙骨の中には膨大な呪力が眠っていたのです。(乙骨自身は気づいていないようでしたが…)

そして、ここまで紹介した特級過呪怨霊「里香」のチート的な能力も、実は乙骨の膨大な呪力によってもたらされたものだったのです。

特級過呪怨霊「里香」の能力は、実は乙骨の秘めた膨大な呪力がもたらしたものであり、里香が乙骨を呪っていたのではなく、乙骨が里香を呪っていたのだと明らかになります。(経緯は後述)

夏油の戦闘時に命をかけた”縛り”が発動しなかったのも、呪いをかけた側の乙骨がその呪いを放棄したからでした。

現在も里香は解呪していない?

本編では長らく登場の機会が無かった乙骨。0巻では乙骨が里香への呪いを解除し、里香は成仏したような描写がありました。

そのため、里香を解呪した乙骨の術式や能力については長い間議論の的になっていたのですが、137話で本編初登場を果たした際に、解呪したはずの里香がまだ乙骨に憑りついていることが明らかに

そのため、今現在の乙骨憂太にも「無条件の術式コピー」「底なしの呪力」これらは健在だと思われます。

また、呪力量が申し分ないということは、呪力を使用した身体強化なども十分に行えるということになるので近接戦闘にも秀でているでしょう。

引き続き里香をその身に宿す乙骨。そして体内には膨大な呪力を有しています。乙骨憂太は作中随一実力をキープしていると思われます。

当サイトの「呪術廻戦の強さ最強ランキングTop20【2020/07最新】」でも、宿儺、五条悟に次ぐ第3位にランクインしています。

乙骨憂太と里香の関係

乙骨と里香は幼馴染

乙骨憂太の出身は宮城県仙台市。乙骨には仲の良い幼馴染・祈本里香がいました。「将来は結婚しようね」と約束を交わすほど仲が良かったようです。

里香が交通事故で死亡

しかしある日、里香が交通事故により他界します。車により頭部をつぶされてしまい、即死でした。

しかも、運悪く乙骨は里香の事故現場に居合わせてしまうのです。

この時から、祈本里香は「特級過呪怨霊・里香」となり乙骨憂太に憑りつくようになります。

夏油傑のと決戦

呪詛師に闇落ちした夏油傑。0巻では乙骨憂太に憑りつく里香を呪霊操術で取り込むとめ、京都と東京で「百鬼夜行」を決行し、乙骨憂太と1対1の戦闘になります。

特級呪術師である夏油は相当手練れでしたが、里香と”自らを生贄にした呪力の制限解除”の誓約を交わすことにより里香のありったけの力を行使。夏油の極ノ番・『うずまき』をうち破り、夏油を打倒することに成功します。そして、致命傷に近い傷を負った夏油は元親友であった五条悟にトドメをさされることに…。

呪っていたのは乙骨だった

”自らを生贄にした呪力の制限解除”を交わしたことにより、命を差し出さなければならなくなった乙骨。そのはずでしたが、ある理由によりその誓約は破棄され、乙骨は生存することに。

当初、里香が乙骨を呪っていたと考えられていたのですが、実は里香の事故現場に遭遇した乙骨の方が里香の死を拒み、里香に「死んじゃダメだ!!」という呪いをかけていたことが明らかになります。

そして、呪いをかけた乙骨側が主従契約を破棄し、呪われた側の里香が乙骨の死を望んでいないということで乙骨の”自らを生贄にする”という誓約は破棄されます。

里香の解呪に成功?

乙骨が里香との主従契約を破棄したことにより、「特級過呪怨霊・里香」の解呪に成功します。

作中では、祈本里香は成仏したような描写が描かれていました。でも、先述の通り137話では里香はまだ乙骨に憑りついているようです。なぜ完全に成仏しなかったのか?その点については謎に包まれています。

【呪術廻戦】乙骨憂太の現在の術式は?里香は解呪していない? まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、呪術廻戦の特級呪術師・乙骨憂太の術式や里香(リカ)との関係について解説しました。

乙骨憂太の術式や能力を根底から支えているのは、乙骨がその身に宿す「特級過呪怨霊・里香」の存在でした。でも里香のチート的な能力も、実は乙骨がその身に宿す膨大な呪力によるものでしたね。

また、「特級過呪怨霊・里香」は乙骨の幼馴染で、二人の間には悲痛な過去がありましたね。

なお、137話では乙骨が本編で初登場となりましたが、解呪したはずの「里香」はまだ健在のようです。

海外からの任務を終え、帰国した乙骨は今後どのような活躍を見せてくれるのでしょうか。非常に楽しみですね。

各キャラの現在の状況は下記記事でまとめています。ぜひご覧くださいませ。

【呪術廻戦】キャラの死亡・生存・現在の状況まとめ

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

 

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