【呪術廻戦】禪院真希が覚醒できたのはなぜ?強すぎて伏黒甚爾を超える?

【呪術廻戦】禪院真希が覚醒!なぜ覚醒できたのか?強さはどれくらい?

今回は、呪術廻戦に登場する禪院真希の覚醒の理由と強さについてまとめました。

禪院真希はフィジカルギフテッドの天与呪縛を持つ4級呪術師でした。

正直なところ術師としてはパッとしない感じでしたが、149話で真依の死により呪力からの脱却を果たし、フィジカルギフテッドの天与呪縛が覚醒しました。

覚醒後は単独で禪院家を壊滅させるという異次元の強さを見せます。

本記事では、禪院真希が覚醒するまでの経緯や、覚醒後の真希の強さについて紹介。

真希と同じフィジカルギフテッドの天与呪縛を持っていた伏黒甚爾との強さ比較も行います。

禪院真希とは

禪院真希のプロフィール
年齢 16歳
誕生日 1月20日
等級 4級術師
術式 無し
天与呪縛
フィジカルギフテッド
好きな食べ物 ジャンクフード

東京都立呪術高等専門学校2年生でパンダ・狗巻・乙骨と同級生にあたります。

禪院真希は呪力が無い代わりに、産まれつきフィジカルギフテッドの天与呪縛を獲得しているという、術師としては珍しい存在。

無いといっても一般人程度の呪力はありますが、眼鏡をかけないと呪霊を目視できないなど、術師として大きなハンディキャップを負っています。

名門・禪院家の出生ですが、生まれつき呪力のない真希は禪院家の汚点とみなされ、双子の妹・真依と共にひどい扱いを受けて育ちます。

禪院真希の目標は禪院家当主となること。そのために家を出る決意をし、呪術高専で術師としての技能向上に励んでいます。

フィジカルギフテッドの天与呪縛

禪院真希は呪力がほとんど無い代わりに、フィジカルギフテッドの天与呪縛を持って産まれてきました。

京都姉妹校交流会では真依が放った銃弾を素手で受け止めるなど、作中では禪院真希の人間離れした身体能力や技能が随所で見られます。

同じような天与呪縛を持つ登場人物として、伏黒甚爾が挙げられます。五条を死に近づけた「術師殺し」と呼ばれた男です。

しかし、同じように見えて伏黒甚爾と真希ではフィジカルギフテッドの極まり具合に大きな差があるように感じられますよね。

実は、伏黒甚爾は呪力が完全に”ゼロ”なのに対して、真希には一般人程度の呪力が備わっているという違いがあるのです。

禪院真希は呪力を捨てきることができなかったため、伏黒甚爾ほどのフィジカルギフテッドの恩恵は得られませんでした。

ゆ~い

甚爾のように物理に全振りしていれば、禪院家内の真希の扱いも変わっていたでしょう。

死亡した?真希に関する最新情報

152話を最後に消息不明の禪院真希。

「死亡した」との噂があるようですが、本編ではそのような情報はありません。

2021年12月現在、真希は生きていると断言できます。

真希の現在の状況は下記記事で解説していますのでどうぞ。

【呪術廻戦】キャラの生存・死亡・現在の状況まとめ

 

禪院真希が覚醒できたのはなぜ?

フィジカルギフテッドの天与呪縛を覚醒させた禪院真希。

禪院真希が能力を覚醒することができたのは、妹・真依の死が大きく関係しています。

真依との死別により覚醒

 

禪院家に保管してある呪具を回収しに「忌庫」へと向かう真希。

そこには父・扇と、扇に傷を負わされた真依の姿がありました。

扇と死闘の果てに敗れた真希は、真依と共に訓練と懲罰の部屋に監禁されます。

絶体絶命の姉妹。真希の息があることを確認した真依は、自らの命と引き換えに最期の「構築術式」を発動。

刀剣の呪具を構築した反動と扇から受けた傷により、真依は命を引き取りました。

この直後、真希はフィジカルギフテッドの天与呪縛を覚醒させます。

真希が覚醒した仕組みを解説

まず大事な前提が、双子の呪術師は呪術的に同一人物としてみなされるということ。

つまり、真希と真依は身体は別でも、呪術的には同じ1人の術師とみなされるということです。

そして、真希には「天与呪縛」が、真依には「呪力」と「構築術式」がそれぞれ備わっています。

真希と真依のこの状態は、いわば1人の術師が「天与呪縛」「呪力」「構築術式」の3つの才能を保有していることと同じなのです。

「器用貧乏」という言葉がありますが、真希と真依の状態はまさにこれに当てはまります。

それぞれの才能がそれぞれの足を引っ張り、どの才能にも突き抜けられなかったのです。

事実、真希のフィジカルギフテッドは伏黒甚爾には遠く及ばず、真依の「構築術式」も言ってしまうと弱小術式でした。

しかし、「呪力」と「構築術式」を持つ真依がこの世からいなくなればどうでしょうか。

真希にはフィジカルギフテッドの天与呪縛だけが残り、1点突破で突き抜けることができます。

以上が禪院真希が覚醒することができた理由です。

ゆ~い

どちらかが死なないと才能を開花できないなんて悲しすぎます…。

補足
真依が真希に渡した「葦」の花言葉は、深い愛情・後悔・哀愁などの意味があります。また、タイトルの「葦を啣む」は「葦を啣む雁」ということわざを参照しているものと思われます。意味は用意周到で、長旅に備えて準備に抜かりがない様子を表しています。

覚醒のきっかけは父・禪院扇

真希の覚醒には、真依という存在の消失が必要でしたが、それと同様に父・禪院扇の存在も欠かせません。

扇は、伏黒恵が禪院家の財産を相続することを阻止するために、自信の娘にも手をかけようとしました。

それは、五条家や加茂家と友好な関係を気づいている伏黒恵を撤退させるために、五条悟解放を企てた謀反者として、伏黒恵・真希・真依を誅殺するというものでした。

五条を解放するために、真希は必ず呪具を取りに来ると考えた扇はあらかじめ忌庫の中を空にしていたのでした。

そして、真希のために動くであろう真依の行動も見越していたのです。

2人を家系の汚点として見ている扇は、躊躇うことなく真希・真依に深手を負わせ2級呪霊が蔓延る訓練と懲罰の部屋に放り込みました。

深手を負った真依は、父や母、禪院家というしがらみを全て壊してほしいと願い自分の命と引き換えに真希を覚醒させます。

真希が呪力から完全に脱した存在になれたのには、真依が扇から深手を負わされ虫の息だったということと、真希が扇との死闘で死にかけているという条件がなければ成り立ちませんでした。

真希が覚醒したのは何話?何巻に収録?

真希の覚醒シーン
話数 149話
巻数 17巻

真希が覚醒したのは第149話「葦を啣むー弍ー」です。

149話を収録しているのは17巻です。

覚醒した禪院真希の強さとは

フィジカルギフテッドを覚醒させた禪院真希。

気になるのが禪院真希の覚醒後の強さですよね。

覚醒後、真依の「全部壊して」という願いに応えるように禪院家を壊滅状態に追い込んだ真希。

禪院家の面子を翻弄した覚醒真希は本当に強かった!

以下のエピソードから、覚醒後の禪院真希の強さは「特級呪霊も祓える強さ」と考察しています。

なお、覚醒後の禪院真希は「呪術廻戦の強さ最強ランキング」でも上位にランクインしています。

禪院扇を瞬殺

覚醒後の真希と初めに相対したのが父・扇でした。

覚醒した真希に生前の伏黒甚爾を重ねた扇は「術式解放『焦眉之赳』」を繰り出し、全力で迎え撃ちます。

ゆ~い

おそらく扇の得意な居合系の技だと思います。

しかし、真希は扇の技を真正面から打ち破り一太刀で頭部を両断。

勝負は一瞬で着きました。

「躯倶留隊」と「炳」を瞬殺

続いて現れたのが、禪院家の戦闘部隊「躯倶留隊」と「炳」です。

先に「躯倶留隊」と「炳」の実力を確認しておきましょう。

「炳」とは?

「炳」とは、高専資格条件で準1級以上の実力が認められた人物でないと入隊が認められない、禪院家最強の呪術集団。

”準1級以上”ということで、当然それ以上の等級の術師も所属しており、「炳」の筆頭は特別1級術師・禪院直哉。

「躯倶留隊」とは?

「躯倶留隊」とは、術式を持たない禪院家の男子が入隊を義務付けられる部隊です。

「炳」の下部組織であり、日頃から武芸を叩き込まれているとのこと。真希も所属していたらしいです。

「躯倶留隊」はザコ集団ですが、「炳」の方は1級クラスの術師も何人か所属していますのでかなり戦える集団だと思われます。

覚醒後の真希は、20名以上の「躯倶留隊」と「炳」を難なく殴殺しています。

ゆ~い

このレベルでは手も足も出なかったね!

【強敵】禪院直哉を瞬殺

最後に相対したのが、「炳」筆頭の禪院直哉です。

直哉は禪院家相伝の『投射呪法』の使い手で、特級レベルの脹相も直哉戦は苦戦しています。

初手は直哉が投射呪法のスピードで畳みかける展開。

亜音速にまで達した直哉に対して、「不知火型」で真っ向勝負に出る真希。

その手は食うかと、直哉は真希にタッチし「1/24秒の動き」を強制します。失敗すれば1秒間フリーズしてしまいます。

覚醒前の真希であれば、ここでフリーズしてしまい直哉にトドメを刺されるところですが、覚醒後の真希は何と「1/24秒の動き」に対応するという神業を披露します。

投射呪法を攻略された直哉はなすすべなく、真希の左ストレートに沈みました。

伏黒甚爾に肩を並べた?

 

覚醒後の禪院真希と強さで比較したいのが、同じくフィジカルギフテッドを有していた伏黒甚爾です。

五条悟を最も死に近づけた伏黒甚爾。等級が付けられるとしたら「特級」はくだらないでしょう。

真希は伏黒甚爾にどの程度近づくことができたのでしょうか。

呪力は同じくゼロに

真希のフィジカルギフテッドは「呪力を捨てきれていない」という理由で不完全な力でしたが、呪力からの完全脱却に成功したことにより完全なものとなりました。

「呪力から脱却し、身体能力にステータスを全振りする」という点で、伏黒甚爾と覚醒後の真希は同条件です。

そのため、フィジカルギフテッドの力も真希は甚爾に並んだと推測できます。

感覚の鋭さはどうか

伏黒甚爾といえば、目視せずとも呪霊を感知できるほどの極めて鋭敏な五感を持つことで知られています。

覚醒前の真希の感覚は鈍く、専用のメガネをかけないと呪霊を目視することができませんでした。

しかし、覚醒後はメガネ無しの状態で禪院直哉の投射呪法のカラクリを見抜くなど、五感も鋭さが異常な域まで達しています。

扇が真希と甚爾を重ねた

真希が覚醒した直後、扇は覚醒後の真希と禪に甚爾の恐怖の面影を重ねています。

甚爾の事を良く知る扇に対して、甚爾と同じ感覚を味合わせたということからも、覚醒後の真希は甚爾に限りなく近づいた存在であることが伺えます。

ゆ~い

これらのことから、覚醒後の真希は伏黒甚爾の強さに限りなく近づいた存在であることがわかります。

禪院家を壊した真希のその後は

禪院直哉との戦闘の後、真希は外出していた残りの禪院家の人間を殺害して回ります。

そして152話以降、消息不明となっている禪院真希は今後どのように動くのでしょうか?

死滅回遊への参加は?

現在進行中の死滅回遊。

146話で、真希は用が済み次第パンダと合流して死滅回遊の平定に協力すると言っていました。

禪院家を壊滅させた真希は目的を達したはずなので、今はパンダと合流するために動いているはずです。

ゆ~い

もしかすると、すでにパンダと合流していて、死滅回遊に参加しているかもしれませんね。

【呪術廻戦】禪院真希が覚醒できたのはなぜ?強すぎて伏黒甚爾を超える? まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、呪術廻戦に登場する禪院真希の覚醒の理由と強さについてまとめました。

真希の覚醒は、双子の妹・真依の死が関わっていました。

葦の花言葉やことわざの意味などを含めて読むとまた違った角度で物語を読めますね。

真依と約束した全部壊すを守るために真希は実の母をも手にかけています。

母は最期の力を絞り、まだ息の合った直哉を刃物で刺し殺しました。

禪院家が滅んだ今、真依が託した全部壊すという約束の結末や、真希の活躍を見れるのが楽しみですね。

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です