【呪術廻戦】裏梅の正体は何者?強さや術式・宿儺との関係を考察

【呪術廻戦】裏梅の正体は何者?強さや術式・宿儺との関係

今回は、呪術廻戦に登場する「裏梅」の正体や術式・宿儺との関係について考察いたします。

偽夏油やその他呪詛師・呪霊と行動を共にする「裏梅」という人物ですが、登場シーンの少なさもあり、謎に包まれています。

一方で、宿儺とは旧知の仲であるようなシーンもあり、モブかと思いきや重要人物である可能性も出てきました。

今回は、「【呪術廻戦】裏梅の正体とは?強さや術式・宿儺との関係を考察」と題して、気になる裏梅の正体や能力、宿儺との関係を徹底考察していきます!

以下、呪術廻戦134話までのネタバレを含む内容になっております。

裏梅とは

裏梅とは、呪術廻戦第53話で初めて登場したおかっぱ頭の青年。長らくその正体は不明でしたが、初登場からしばらくして、第116話にて宿儺の口から「裏梅」という名であることが判明しました。

偽夏油らと行動を共にしており、彼の目的は不明でしたが、第116話で宿儺と繋がりのある人物であることが判明。また、宿儺と対面した時の裏梅の言動から察するに、裏梅の目的は両面宿儺の完全復活であると考えられます。

術師としての練度も高く、渋谷事変最終局面での高専勢との戦闘では一級術師や高専生徒を一網打尽にできる程の高度な術式を扱います。

さらに、『呪術廻戦 公式ファンブック』には裏梅のネタバレ情報が記載されており、それによれば裏梅は「おいしい料理が作れるという理由で、宿儺の隣に立つこ事を許された人物」とのこと。やはり、1,000年前に宿儺と繋がりのある人物だったようです。

呪術廻戦の今後の展開のキーマンになる人物であると予想されますので、注目すべきキャラの1人でしょう。

呪霊・呪詛師と共闘する謎の人物

裏梅は偽夏油(加茂憲倫)率いる呪霊・呪詛師側に属しています。

最前線には姿を見せず、呪霊や呪詛師に命令を伝える伝言役として登場することが多いように思います。呪霊ではなく呪詛師で、非常に高度な術式を扱うことができることが、渋谷事変最終局面で明らかになりました。

髪は白髪で性別は不明、見た目は若いようですが年齢も不明と、謎に包まれた人物です。

宿儺に仕えていた

呪術廻戦116話の宿儺vs漏瑚の直後、宿儺の前に裏梅が姿を現します。

その際の裏梅の立ち振る舞いから、裏梅は宿儺に仕えていたと考えることができます。

おおかた、宿儺の復活を目論む元家臣という線で間違いないでしょう。

裏梅って何者やねん!?

考察していきましょう!

裏梅の正体は何者?

【2021年3月6日追記】裏梅の正体は宿儺直属の料理人

冒頭で書いた通り、2021年3月4日に発売された『呪術廻戦 公式ファンブック』に裏梅に関する情報が記載されており、そこに裏梅の正体に関するネタバレがあ記載されていました。

それによると、裏梅は1,000年前から両面宿儺に仕えており、宿儺の食事のために人間を調理する役目を担っていたそうです。宿儺は人間も食べていたようですが、人間を上手に調理できる人物は少数だった模様。調理できる人間の中でも裏梅の”人間調理”の腕は他者より秀でていたのでしょう。

しかし、肝心の裏梅が偽夏油(加茂憲倫)と行動を共にする理由や、宿儺復活の手段などについては明らかになっていません。これらに関しては本編で描かれるのを待つ他ないでしょう。


【以下、公式ファンブックのネタバレ前の当サイトの考察です】

裏梅の正体は、1000年前に宿儺に仕えていた菅原道真の子孫である可能性が高いです。

その理由を根拠を踏まえてご紹介します。

宿儺との関係

裏梅が宿儺の前に現れた際、宿儺は一瞬誰だかわからないように反応し、その後注意深く観察し「裏梅か!」と言い放っています。

このことから宿儺と裏梅が前から知り合いだったことは明白で、さらに裏梅の立ち振る舞いから宿儺と裏梅は主従関係にあったと考えられます。

裏梅は菅原道真の子孫

裏梅の家紋のイメージ図

『裏梅』の家紋

裏梅は日本三大怨霊の1人である菅原道真の子孫である可能性が高いです。

「裏梅」というのは、実際に日本で使用されている家紋の1つです。(上記画像)そして「裏梅」は「梅紋」という種類に分類され、この「梅紋」と深い関係にあるのが、菅原道真なのです。

「梅紋」は菅原道真が祀られている日本各地の天神様で使用されている家紋で、菅原道真自身が「こよなく梅を愛した」ことに由来しています。

菅原道真といえば、作中ではその子孫である五条悟や乙骨憂太がすでに登場していますよね。

このことから、裏梅も五条や乙骨同様、菅原道真の子孫ではないかと考えられます。

裏梅は1000年前の人物

1000年前に裏梅と宿儺が行動を共にしていたことはほぼ確実ですが、ではどうやって1000年間もの時を超えることができたのか?という疑問が残ります。

これについては、加茂憲倫のように身体を転々としながら裏梅の精神が生き続けているという説を推したいと思います。その理由を根拠を踏まえてご紹介します。

1000年前と今では容姿が異なる

呪術廻戦ファンの間では、「獄門疆」の中に自ら入り、1000年の時を越したと考える人が多いようです。

しかし、どうしても宿儺が裏梅と認識するまでにタイムラグがあったことが引っ掛かります。

獄門疆内部は物理的時間が流れないため、中にいる間は歳をとることが無く、入る前と出た後で容姿に違いはないはず。

であれば宿儺が裏梅を見たときの第一声が「誰だ」はおかしいのではないでしょうか?

容姿に違いが無ければ宿儺はすぐに裏梅であることを認識できたはずです。

宿儺が判別に時間を要したということは、裏梅の容姿が1000年前と今で変化しているからだと考えられ、獄門疆を使用した場合、これに矛盾します。

偽夏油と行動を共にしている

偽夏油の正体は134話にて加茂憲倫であることが判明しました。

加茂憲倫は、太古の昔から何らかの方法で人間の脳を入れ替え、その人間の身体を乗っ取ることで生きながらえています。(正確には加茂憲倫もメロンパン脳に乗っ取られている側です)

裏梅は、初登場時から偽夏油と行動を共にしていました。

加茂憲倫と太古の昔に出会っていたとすると、その技術を使って現代まで同じように脳だけで生き続けることも可能ではないでしょうか。

まだ額を見せていない

裏梅の額は前髪に隠れて見えなくなっています。

もしかすると、裏梅の額にも脳を入れ替えた跡があってもおかしくありません。

正体はどうあれ、確実に物語のカギとなる人物なのは間違いありません。

裏梅の術式や強さ

氷を操る術式

裏梅の術式は氷を操る『氷凝呪法(ひこりじゅほう)』という術式です。かなり希少な術式のようです。

術式の練度も相当なもので、特級呪霊・脹相や高専生徒・教師をまとめて一気に氷漬けにして行動不能にするほど。

裏梅が見せたのは今のところ2つの技のみです。

氷疑呪法 霜凪(しもなぎ)

相手を氷づけにして行動不可にする技。広範囲で有効。

氷疑呪法 直瀑(ちょくばく)

強大な氷塊を相手に飛ばして攻撃する技。

宿儺は火を扱い、裏梅は氷を扱うようです。術式に属性のようなものが付与されているのは、1000年前ならではなのでしょうか?

現代の呪術師が扱う術式には無いですよね。

反転術式

現代呪術師の中でも選りすぐりの呪術師しか習得していない「反転術式」も使用可能です。裏梅は自己再生に使用していました。

術式反転

反転術式を習得しているということは術式反転も使用することが可能だと推測できます。

今のところ術式反転を使用したシーンはありませんが、今後使用してくるでしょう。

強さは特級呪霊以上か

特級呪霊「脹相」と対峙した際に、上記『氷凝呪法』により一方的に動きを封じるなど、高い実力を有しているようです。

まだ実力を隠しているようなので、少なくとも強さは特級呪霊以上ではないかと予想できます。

流石、宿儺の側近(たぶん)ですね!

裏梅の目的とは?

まだ登場回もそのコマ数も少ない裏梅ですが、その存在感は大きく、気になる人物になっている裏梅ですが、その目的とは何なのでしょうか?

1つ考えられる目的とすると『宿儺の復活』です。

元々は人間であった宿儺。

自らが呪物となって1000年以上も生きながらえている身ではありますが、自由というわけではありません。

宿儺自身も、完全復活ということを視野に入れながら行動しています。

宿儺のことを『宿儺様』と呼び、仕えていたような態度をとる裏梅の目的も、宿儺と同じ『宿儺の復活』である可能性は大いに考えられますよね。

しかし、宿儺は自分で復活の手立てを考えており、裏梅を見た時に少し嫌そうに驚いた表情をしていたことから、宿儺の復活の計画に裏梅の存在は入っていないのではないかと考えられます。

裏梅も独自の方法で宿儺の復活を目論んでいる可能性も考えられますが、偽夏油や漏瑚達と行動を共にしていたことを考えると、今回の渋谷事変で宿儺が虎杖の身体の主導権を一時的にでも取り戻す展開は予想できたハズ…。

何かしらの復活の手立てを持ってきていてもおかしくありませんよね!

しかし、そんなそぶりは見せていなかったため、裏梅の目的は何か別にあるのではないかという可能性も考えられます。

最新117話で宿儺が裏梅に対して「ゆめ準備を怠るな」と言っているシーンがあります。

その前には「俺が自由になるのもそう遠い話ではない」と言っていました。

ということは、裏梅の目的は宿儺が復活した後にあるのではないでしょうか?

宿儺復活は宿儺自身で成し遂げ、その後の何かしらの目的のために裏梅は準備をしている、と考えるのが自然な気がしますよね!

それこそが真の宿儺の目的であり、裏梅の存在理由なのかもしれません!

その目的はいったいなんなのでしょうか!?

宿儺が世界の王に君臨するとかかな?
いずれにせよ、とんでもない事やで!絶対!

この宿儺と裏梅の目的こそが、呪術廻戦のストーリーのカギを握る重要な展開かもしれませんね。

今から楽しみで仕方ありません…!

裏梅の登場シーン

初登場は53話

裏梅が呪術廻戦で初登場したのは53話です。

割と序盤で初登場しているキャラクターですね!初登場時はセリフも無く、まさか大物だとは思いませんでした。

その初登場時は、偽夏油・漏瑚・真人・花御とともに、陀艮の領域である『蕩蘊平線(たううんへいせん)』内での1コマ。

セリフはなく、後ろ姿と横顔が描かれていた程度です。

53話と言えば、京都姉妹校交流会での花御たちの乱入も一段落ついたころのですよね。

高専に捕らわれたハンガーラックの呪詛師が、五条らに伝えた情報の中に「おかっぱ坊主」という名称で登場しました。

この段階で、五条達に思い当たる節はなさそうなので、高専サイドに顔は割れておらず、呪詛師などの指揮を担当している役割であることが想像できますね。

この時点でハンガーラックの呪詛師たちに偽夏油が直接命令を出しているのならば、そのことが高専側にバレて、「夏油が生きている」という考察に繋がり、渋谷事変での『五条悟封印』という目的を達成できない可能性が出てきます

そのような理由から「おかっぱ坊主」こと裏梅が、呪詛師の統率をとっていたと考えられますね。

2度目の登場は

53話の初登場を最後に、かなりの期間再登場はありませんでした。

もうその存在すら忘れていた人も多いのではないでしょうか?

そして、二度目の登場は現在連載中の『渋谷事変』で五条封印がなされた後の1コマでした。

この時も裏梅の役割は呪詛師に命令を出す、といったもの。

サイドテールの呪詛師に、スーツ姿の高専サイドの人間を殺すように指示を出していました。

『裏梅』という名前が判明

そして次に登場したのが、116話・117話となります。

宿儺と漏瑚の勝負が終わり、燃えている漏瑚を見つめる宿儺の背後に突如として現れました。

そして、その「おかっぱ坊主」の姿を見て、宿儺は「裏梅か!」と叫びます。

ここでついにその名前が『裏梅』であること、そして宿儺と何かしらの関係がある事が明かされます。

【呪術廻戦】裏梅の正体は何者?強さや術式・宿儺との関係 まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、「【呪術廻戦】裏梅の正体とは?強さや術式・宿儺との関係を考察」と題して、気になる裏梅の正体について考察させていただきました。

その正体も目的もまだまだ謎だらけの裏梅ですが、名前や宿儺とのやり取りの中で、考察できる要素は沢山ありましたね!

当サイトでは、1000年前に宿儺の家臣だった人物が身体を乗り継ぎ現代まで生きながらえていると考察しました。

また、裏梅の術式や能力は『氷凝呪法』という氷を操る術式で、加茂憲倫も驚くほど希少な術式であるようです。まだまだ隠された能力があると思うので、術式の開示が楽しみですね^^

 

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最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。

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