上鳴電気が内通者と言われるのはなぜ?3つの疑惑を徹底解説!

上鳴電気が内通者と言われるのはなぜ?3つの疑惑を徹底解説!

今回は、ヒロアカに登場する上鳴電気がなぜ内通者として疑われているのかについて考察します。

最終章に突入したヒロアカですが、度重なる雄英高校のヴィラン連合からの襲撃について、「雄英高校側に内通者がいる」ということがほのめかされています。

内通者のとして候補に数名の名前が挙がっていますが、今回はその中でも1年A組の生徒である上鳴電気の内通者説について考察をしていきます。

なぜ上鳴電気が内通者として疑われている理由については、「個性」「ポーズ」が大きく関わりますので、それらを掘り下げて考察します。

上鳴電気はなぜ内通者として疑われるようになったのか

ヒロアカは数多くのキャラクターが登場しますが、上鳴はヒロアカファンからも支持率の高い人気なキャラです。

上鳴はおちゃらけた性格で1年A組を盛り上げてくれる一方、ヴィラン襲撃の際や体育祭ではしっかりと個性を発揮して戦うギャップのある魅力的なキャラです。

そんな上鳴が内通者として疑われたきっかけと、逆に内通者の可能性が低いエピソードを紹介していきます。

ステインの思想に理解を示していた

上鳴が内通者ではないかと言われるようになった大きなきっかけが、「ステインの思想に理解を示していた」という点です。

保須事件の際に、ステインの思想がおさめられた動画がネットで拡散され、ステインは「英雄回帰」の思想を掲げていました。

ヒーローは見返りを求めるものではない、自己犠牲をもって得られる称号ではなくてはならない。しかし今の多くのヒーローは本当に「人を助ける」ことを目的としているのか?人を助けることで得ることができる地位や収入が目的になっているのではないか?

「俺を殺していいのは、本物の英雄(オールマイト)だけだ」というステインの思想に、賛同するヴィランも多く社会に大きな影響を与えました。

そして上鳴もこの映像を見た際に、ステインの思想に理解を示すのでした。

「あれみると、本気っつーか 執念つーか かっこよくね?とか思っちゃわね?」

この発言から、上鳴はもしかして内通者なのではないかと言われ始めます。

個性が内通者向き

二つ目に上鳴の個性は内通者向きなのではないかと考えられます。

上鳴の個性は帯電で、全身に電気を纏うことができ、また電気を放出することができます。

電気を操れるということは、電信、通信ができるのではないか、ヴィランと連携をとることができるのではないかと考えられます。

電波でのシステム妨害

USJ事件や、タルタロス襲撃事件の際など、作中では電波による妨害などが描かれることがあります。

電波を上手く使うことで、脳無たちにより具体的な信号を送ることも出来るなど、物語当初から電気については匂わされています。

敵側で電波の個性を所持していれば上鳴は白になりますが、現時点ではグレーになるでしょう。

USJでは通信妨害をしていたと思われる電気系個性の敵がいたため、上鳴が内通者として疑われることはありませんでしたが、その後その敵が姿を現すことがなかったことからUSJ事件で捕縛されており、その後の電波系問題については無関係だと推測されます。

 

つまり、最新話のタルタロス襲撃事件で、タルタロスのシステムをダウンさせたのは上鳴の可能性があるのです。

電波での情報伝達

タルタロスでは、システムダウンの他にも電波を使用していました。

それが、電波での情報伝達です。

完全なスタンドアローンを確立していたタルタロスの記録媒体から、死柄木とAFOが電波でやり取りをしていることが発覚したのです。

 

AFOが電波の個性を持っており、外界からの電波での情報伝達を受信できることを前提とすると、外界から電波を送っていたのは電気系の個性持ちということになります。

この時、疑われる人物として上鳴は必ず名前が挙がるでしょう。現時点で他に電気系の個性持ちが登場していないため上鳴の可能性はかなり高いと思われます。

ポーズがデストロと似ている

上鳴が内通者であると噂されるには、もう一つ理由があります。

それは、上鳴が見た「ポーズ」です。

241話で上鳴のポーズが、解放戦線を率いるリ・デストロのポーズと似ていることで、スパイなのではないかとネットで話題になりました。

リ・デストロは手を銃のような形にして額に手を当てるポーズをとるのですが、上鳴がそれによく似たポーズをとっていたのです。

かなり特徴的なポーズなので、このポーズを上鳴がとっていることはとても印象的でした。

上鳴電気が内通者である可能性が低い4つの理由

内通者がヴィランに提供したとされる情報を上鳴が入手できたかどうかで、内通者の可能性があるか判断していきます。

ヴィラン側に内通者が提供した情報は3つです。

  • usjでの授業カリキュラム
  • 林間合宿が行われる日時と場所
  • 爆轟救出作戦の内容

また、内通者はusjでの授業カリキュラムをヴィランに提供した際は、生徒たちの”個性”を把握していませんでした。このことを考慮しながら考察していきます。

usjでの授業カリキュラムは入手不可

usj襲撃事件の際に、雄英高校の授業カリキュラムが流出していたと言われています。

生徒たちは、usjでの授業以外も毎回何をするのか教えられておらず、カリキュラムは把握していません。

usjでの授業においても生徒たちは何が行われるかを当日知っている様子でした。

そのため、教師側でしか把握できない内容を、生徒である上鳴が入手することは困難だと考えられます。

usj襲撃の際にヴィランは生徒の”個性”を把握していない

usj襲撃事件の際、ヴィランたちは生徒の”個性”を把握していませんでした。

デク・梅雨・峰田が水難エリアに飛ばされた際に、デクたちはそのことを見抜いて攻撃をしかけました。

 

襲撃事件より前に、体力測定などみんなの前で”個性”を発動させる機会はいくらでもあったので、生徒同士はお互いの”個性”についてはある程度把握していました。

もしも、上鳴が内通者であるのならば見方に生徒の”個性”についての情報を流しているでしょう。

しかし、ヴィラン側に流れていなかったため、上鳴が内通者である確率は低いと考えられます。

林間合宿が行われる日時と場所は入手不可

usj襲撃事件でヴィランに襲撃された雄英高校は、生徒たちのレベルアップを図るために、2年次で行うはずだった林間合宿を前倒しして1年次に行うというカリキュラムに変更しました。

林間合宿が行われる日時と場所は雄英高校の教師と、プロヒーロー集団のプッシーキャッツのみに知らされており、情報漏洩については慎重な対応が敷かれていました。

しかし、ヴィランが襲撃をしてきたことから、何者かが林間合宿の情報をヴィラン側に流出したと考えられます。

先述したとおり、生徒たちは林間合宿について何も知らなかったため上鳴もその情報を知り得ていなかった、入手していなかったと考えられます。

爆轟救出作戦の内容は入手不可

林間合宿襲撃の際に爆轟がヴィランに連れ去られてしまいます。

爆轟を救うため、警察とプロヒーローたちが秘密裏に作戦を練っていました。

A組の生徒たちも爆轟を助けに行くため、デク、飯田、轟、八百万、霧島の5名が奪還組として作戦に参加しました。

しかし、AFOはこの作戦を知っていたかのようにデクたちを待ち構えていました。

内密に作戦が練られていたはずですが、ここでも内通者により情報が流出していたと考えられます。

しかし、上鳴はこの作戦に参加しておらず内容を知る由もなかったので、関与していないと考えられます。

全てが演技なら内通者の可能性あり

冒頭で記述した通り、上鳴の”個性”は「帯電」です。

上鳴は電気を自由自在に操ることはできず、”個性”を使いこなせていません。

しかし、これらが上鳴の演技だったとしたら上鳴が内通者である可能性は高まります。

上鳴のウェーイは周りを騙すための嘘

上鳴の個性をはじめ、通常個性には限界値があります。

ヒーローたちは限界値を伸ばすために個性強化の特訓をするのですが、上鳴の場合、その限界値を超えると一時的に「ウェーイ」とアホになってしまいます。

 

この印象的な特徴からまさか演技だとは思いたくありませんが、もし許容値のW(ワット)を自分の意志で変えられるとしたらどうでしょう。

例えば、電子レンジの様に温めるモノによってW数を変えたりしますよね。これを時と場合によって自身で変更するのです。

学園生活では一定のWを設定し、内通者として個性を使う際は普段よりもW数を挙げておくなどの設定があれば、上鳴はタルタロス襲撃時のシステムダウンに一枚嚙んでいると思われます。

過去が描かれていない登場人物は怪しい説

内通者が描かれる漫画によくある設定として、過去のエピソードが描かれていない人物は怪しいという説があります。

例えば、上鳴のほかに葉隠や瀬呂なども内通者として挙がっていますが、3人とも過去が描かれていませんよね。

敵と繋がる=過去に敵と繋がるきっかけがあったという展開がセオリーとなるため描かれないことが多いのです。

このことから上鳴が過去に敵側と繋がる事件があり、内通者として活動している可能性があります。また、ステインの思想に理解を示した時から上鳴の中のヒーロー像が変わった可能性もあります。

当サイトの見解

 

ここまで上鳴が内通者の可能性と内通者でない可能性について考察してきましたが、当サイトでは上鳴が内通者の可能性は低いと考えています。

なぜなら、上鳴は個性の「帯電」を使用する際は、電気に指向性を持たせることができないと明言しており、実際に上鳴が電気を扱う際は、コントロールができないため仲間でも感電してしまいます。

仲間への被害を考え、最大出力での放電を避けたり、武器を使用して電気を操れるようにしたり、いかに仲間の犠牲を出さないかを考えた戦闘をしています。

また、電波=上鳴という考えはかなり安易だとも考えられます。雄英は、電気系の個性持ちが内通者の可能性があることは、USJ事件の時から頭に入れていると思います。

上鳴よりも内通者として可能性が高いキャラも多くいるため、当サイトでは上鳴の内通者説は低いと考えますが、今までの上鳴の行動が全てミスリードだったとしたら面白い展開になりそうですね。

上鳴電気が内通者と言われるのはなぜ?3つの疑惑を徹底解説! まとめ

いかがでしたか?今回は、上鳴電気がなぜ内通者として疑われているのかについて考察をしました。

usj襲撃事件あたりから雄英高校側に内通者がいるのではないかということが、ほのめかされており、内通者候補が数名いる中で、噂されている上鳴について掘り下げました。

内通者である可能性は低いですが、「完全な白」とは言い切れないという結論に至りました。

確かに、リ・デストロとポーズが似ている点や、電気を使った個性など内通者らしき言動をとっているのは事実です。

しかし、上鳴は正義感の強さや仲間思いなところもあわせ持っているA組のムードメーカーなので、個人的には上鳴が内通者であってほしくない気持ちもあります。

ですが、こんなに明るくクラスの人気者のポジションのキャラが内通者であった場合、ストーリーとしてはかなり面白いので、今後の展開により一層注目したいと思います。

ヒロアカの他の内通者候補については下記記事で紹介しています。ぜひご覧くださいませ。

ヒロアカの内通者を伏線から考察!そもそもいない可能性も?

 

最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。

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