死柄木弔の過去や素顔について|手の数や意味がオリジン回で判明

死柄木弔の過去や素顔について|手の数や意味がオリジン回で判明

今回は僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)のヴィラン連合(現超常開放戦線)の死柄木弔の過去や素顔についてご紹介いたします。

ヒーローと敵対するヴィラン。その構成メンバーの中核を担うのが死柄木弔!

No.235からNo.237にかけて、死柄木弔の過去や素顔が明らかになり、”個性”の発現の原因や、死柄木が登場初期から付けている”手”の数や意味が明らかになりました。

本記事では、死柄木の過去を時系列でまとめ情報を整理しています。

手の数やその内訳なども記載しているので、最後までご覧いただけますと幸いです^^

死柄木弔の過去や素顔|オリジンで明らかになった悲劇

死柄木弔の過去は、ヴィラン連合vs異能解放戦線編で、死柄木がリ・デストロとの戦いの中で徐々に記憶を取り戻していくという形式で描かれます。

死柄木の過去は、No.235「志村転孤:オリジン」から、No.237「死柄木弔:オリジン」の3話の間で描かれています。

素顔は優しい男の子だった

死柄木弔の回想は、死柄木が5歳の頃の記憶から始まります。

死柄木弔として生きていくことになる前のこと、死柄木弔は彼の本名では無かったということが明らかになりました。

死柄木弔の本名は「志村転孤」。父:志村弧太朗とその妻との間に産まれます。

実業家である父が建てた家に住み、母方の祖父母と父・母、姉の2世帯、計6人家族で生活していたようです。ペットの愛犬「モンちゃん」も一緒に生活していました。

信じられないですが、死柄木弔が志村転孤として生きていた頃、彼はとても心優しい性格で、将来の夢はヒーローだったそう。死柄木の素顔は優しい男の子だったのです。

父はとにかくヒーローが嫌いだった

転孤の父・志村弧太朗は、とにかくヒーローが嫌いだったようです。

その理由は、ヒーローは他人の幸せのために自らの家族を不幸にするから。ヒーローである実母・志村奈々がヒーロー活動を優先し、自分を捨てたと思っているようでした。

衝撃の事実

死柄木の回想回で、ワン・フォー・オールの7代目継承者、オールマイトの”お師匠”である「志村奈々」が、死柄木弔(志村転孤)の父方の祖母であると判明しました。

そして、家にはヒーロー嫌いの父が定めた1つのルールが。それは「ヒーローの話をしてはいけない」というもの。

ヒーローに憧れる死柄木は、いじめられている子供を庇ったり、ヒーローごっこで遊ぶことが多かったみたいです。しかし、ヒーローを嫌悪する弧太朗は、”家のルールに反する”と、転孤を家から締め出したり暴力を振るったりと、かなり酷い仕置きをしていたようです。

ストレスで痒みに悩まされる

そんな抑圧された家庭環境で過ごしてきた転孤は、多大なストレスを抱え続ける生活を余儀なくされます。

ヒーローに憧れるているけど、家ではヒーローの話はご法度。父にバレたらキツい暴力を振るわれる。

このような葛藤を抱えながらの生活は転孤に多大なストレスを与え蓄積し、ストレス性による痒みまで発症してしまいます。

死柄木が首元をガリガリ掻くのはこの名残です。

姉・華ちゃんの裏切りと個性の発現

ある日、悩む死柄木を見かねた華ちゃんが、死柄木と一緒に弧太朗の書斎に忍び込み、祖母・菜奈の写真を見せて死柄木を励まします。

「お父さんに内緒で姉弟ヒーローになっちゃおう!」と転孤と約束する華ちゃん。

身内にヒーローがいたこと、そして華ちゃんが自分の夢を肯定してくれたことを転孤は大喜びします。

しかし、書斎に忍び込んだことが父にバレるやいなや、華ちゃんは手のひらを返して「転孤が見たいって言った」と転孤にその罪を擦り付けようとしてしまいます。

これにより弧太朗は激怒。

家から締め出された死柄木は、華ちゃんに裏切られたことにショックを受け、その反動で無意識の内に「崩壊」の”個性”を発現させます。

初めての個性発現の場面では、腕に抱えていた愛犬のモンちゃんを無意識の内に崩壊させ、その後も立て続けに華ちゃんや母親、祖父母を崩壊させて殺害してしまいます。

最後に一人残った父親の弧太朗に対しては、明確な殺意を持って崩壊の個性を発動させ、結果的に弧太朗は家族全員を殺害してしまいました。

地面に触れるだけで崩壊はかなりの広範囲に及び、家ごと崩壊させてしまいました。

オールフォーワンとの出会い

家族を全員殺してしまった転孤は路頭に迷う。路頭に迷った転孤を街の誰も「すぐ….ヒーローか警察か誰か…..来るからね。」と言って助けてくれませんでした。

転孤が最終的に行き着いた先は、河原の道路橋の下でした。そこで出会ったのが、今では死柄木が”先生”と呼ぶオールフォーワンです。

ここまでが、死柄木がリ・デストロとの戦闘まで思い出せなかった家族の記憶です。

志村転孤から「死柄木」へ

死柄木はオールフォーワンや右腕の氏子達磨から、その身体の痒みは「破壊衝動」が原因であると諭され、

「破壊衝動を我慢しなくて良い」「心のままに動けばいい」と教育されます。

ドクターが作った「家族の手」を身にまとい、志村転孤は殺人衝動を解き放ち、絡んできた不良2人を「崩壊」させ、殺害。この時、転孤は家族に関する記憶を失います。

転孤の殺人衝動の開放をオールフォーワンは喜び、死柄木弔こそ自分の意思を引き継ぐに値する人材だと確信するのです。

その後、転孤は生まれ変わった変わった証として、オールフォーワンの真の苗字である「死柄木」と、新たな名「弔」を与えられるのでした。

家族の”手”の意味は憎しみを忘れないため

死柄木となった転孤は、「家族の”手”」を体中に付けています。これは、死柄木がまだ転孤だった頃に抱いた「家族への憎しみ」を忘れないようにするためのもの。また、死柄木弔となった日を忘れないための物でもあります。

”手”の数とその内訳

転孤が死柄木になった時には、合計で14個の手がありました。

その内訳は以下の通り。

”手”の場所と数 元の持ち主
顔に付けた1つの手
父・志村弧太朗のもの(1つは”個性”で破壊)
首に付けた2つの手 母親の2つの手
両腕に付けた4つの手
祖父と祖母の手:計4つ
両腕の先端に付けた2つの手
姉・華ちゃんの2つの手
肩と両脇に2つずつ付けた手
殺害した不良2人分の手:計4つ
頭頂部に付けた1つの手 不明

オールフォーワンは、死柄木に家族の”手”と、死柄木が殺害した不良2人分の”手”の他に、もう1つ余分に”手”を渡していますが、余分に渡されたものの元の持ち主は今のところ不明です。

死柄木弔の過去や素顔|手の数や意味がオリジン回で判明 まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は、僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)に登場する、ヴィラン連合の筆頭、死柄木弔の過去や素顔についてご紹介しました。

235話~237話で死柄木弔の壮絶な過去と、「崩壊」の”個性”が発現した原因が明らかになりました。

また、オールフォーワンとの出会いや、死柄木が登場初期から付けている手の数やその意味が明らかになりましたね。

 

最後まで読んでいただいて本当にありがとうございました。

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