こんにちは、こーです。
今回は、『無能なナナ』で主人公柊ナナの最大のライバルである小野寺キョウヤの“妹”について検証していきたいと思います!
「妹を探しにこの島に来た」と話したキョウヤですが、その妹については疑惑が多いんです。
本記事では、読者が考察する様々な説はどんなものがあるのか、それぞれの可能性を検証したいと思います。
目次
小野寺キョウヤの妹とは?
ナナと同じ日に転校してきた小野寺キョウヤ。
彼は島に来た理由についてナナに「この島に来たらしい妹を探すため」と話していました。
それ以来キョウヤから詳細は明かされてないものの、5巻でもナナが妹の話題に触れていた時に不審なリアクションをしていました。
彼の妹とは何者なのでしょうか?
キョウヤの妹にまつわる説は?
柊ナナ説
『無能なナナ』5巻の発売を記念して、るーすぼーい先生と古屋庵先生より、描き下ろしイラストとコメントを頂きました~☆
— 少年ガンガン (@shonen_gangan) July 12, 2019
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無能なナナ5巻発売になります。黒幕が登場し、ナナの内面が変わっていきます。第1話と併せてお楽しみいただければ幸いです。(原作るーすぼーい)
\#無能なナナ pic.twitter.com/9P3W5mBGdd
主人公のナナこそがキョウヤの妹なのではないかという説があります。
その根拠としては同じマイナー漫画を読んでいたこと、頭脳派なのに微妙な詰めの甘さが共通することなどがあげられます。
特に漫画については人類の敵と戦う主人公を描いた作品で、かなり古くお互いに知っているのを驚いている様子でした。
ですが、同じ家で生まれ育ったのなら古い漫画でも知っていて当然です。
またナナの兄はナナが生まれた時にはすでに自立していて家に居なかったと話していました。
高校卒業後、家を出ていたと考えるとしてその年の差は18歳はあるはずです。
ナナを「娘ぐらいの年」と言うキョウヤ。
もし年齢が18歳以上離れていたらそう表現するのもギリギリ納得できる範囲です。
またその場合はお互いに兄と妹の存在を知っているものの、会ったことはなく本人と対面してもわからない可能性が高いと思われます。
橘ジン説
ジンの大仰で捻った例えを多用する話し方すこ。
— 文鳥 (@re_buntyou) March 4, 2020
ここの会話はふふってなりました。#無能なナナ pic.twitter.com/xlrLd0XTLp
さらに大胆な予想としては実はキョウヤの妹は5年前の生き残り、橘ジンなのではないかという説もあるのです。
一見ジンは男なのであり得ないと思いますが、実は普段のジンの姿は変身したものであることが5巻で発覚しました。
本当の姿は性別も何もかも明かされていないジン。
実は女性だったとしても不思議はありません。
すでに死亡している説
仮にキョウヤが本当の事を話していて、橘ジン以外の島に送られた人物だったとするならその場合は死亡していると見てまず間違いないでしょう。
ジンが5年前の戦争の最後の生き残りであることは確定しているようですし、それ以前の生き残りが島にいる可能性は低いです。
そもそもキョウヤはナナと同じタイミングで転校してきています。
仮にジンの前に生徒が集められた時期を10年前だとしても、そんな昔に居なくなった妹を探して島に来るには遅すぎます。
不老不死でキョウヤの時間感覚がかなりズレている可能性もありますが、普通に考えると今の生徒か5年前の生徒のどちらかでしょう。
現時点でリアクションがないということは、普通に考えれば今の生徒の中には妹らしき人物は居ないということです。
となると5年前の生徒、もしかしたらユウカに操られてきた死体のどれかだったのかもしれません。
ナナへのブラフだった説
そもそも妹は本当にいたのか疑問だという説もあります。
キョウヤは物語のかなり初めの時点から、ナナを疑っている様子を見せていました。
そんなキョウヤのことだから、妹がいるという発言自体が嘘でなのではないかと考える意見もあるのです。
最初に話して以来、口にすることなかったのもその場の出任せで読心が使えるナナにバレていると思った上での適当な嘘だと考えれば納得です。
そうだとすれば、ナナがキョウヤに妹の事を聞いたのはかなりの失敗だったかもしれません。
キョウヤなら読心が使えれば嘘だとわかっているはずのことを知らなかった=読心が実は使えないという事実まで簡単に行き着くはずです。
その時はセイヤの失せ物探しで有耶無耶になったこの問題、今後ナナのピンチに繋がるかもしれません。
本人も妹を覚えていない説
無能なナナ 3巻
— ippaku23 (@ippaku23) January 25, 2018
すごい厚さだったので、完結?と思ってしまいましたが、続きます。
ナナの異様なまでの判断力にア然とさせられました。キョウヤがナナを追い詰め損ねるのは、まだナナを信じたい気持ちがあるのでは?
とんでもない新キャラの出現に、物語の根底を揺るがす告白と、次巻が待ち遠しい。 pic.twitter.com/Sie8TXVkdb
どの説にしろ、キョウヤが妹がいると発言したことに対するアクションが薄い部分があります。
ブラフだとしてももう少し動きを見せても良いのではないか?そう考えた時にきになってくるのがキョウヤの能力の代償です。
キョウヤは能力を使うことで記憶が消え、その為妹のことも忘れているのではないかという考察があるのです。
ナナに妹の話をされ驚いた様子を見せていたのは「ナナに話したことを忘れていたから」「自分の妹を探すいう目的を忘れていたから」だと考えられます。
この場合妹本人に対面しても気がつかない可能性すらありえますね。
また今までの考察で不自然だった点も埋めることができます。
小野寺キョウヤの妹は何者か?様々な説を検証
いかがだったでしょうか。
今回は、『無能なナナ』で主人公柊ナナの最大のライバルである小野寺キョウヤの“妹”について検証していきました。
既存キャラとの関係になるのか、能力の掘り下げ要素なのか、はたまたナナが地雷を踏んでしまったのか…。
いまだに詳細が見えないキョウヤの“妹”ですが、何らかのキーになることは確実です。
それにより物語がどう動くのか目が離せませんね。