こんにちは、こーです!
今回は、漫画UP!で読める無能なナナの第37話前編のネタバレと感想をお伝えします!
前話では、モエを殺そうとしていた時に助けに現れたナナに煽られ暴走し、大規模な攻撃を始めたヒカル
本話でナナはヒカルの災害レベルの攻撃をかわして、無事に彼を殺すことができるのでしょうか?
目次
無能なナナ、ネタバレ・感想【第37話前編】
災害レベルの破壊を繰り返す
「僕は変質者じゃない!」と叫び山をどんどん壊しながらナナをあぶり出そうとするヒカル。
「人が舞い上がっていく姿がもう一度みたい」という危ない思想はさておき、頑張ってそれを抑えていたもの本当だったようでかなり怒り狂っています。
途中でナナに挑発されたのを思いだしさらにぶちギレて、攻撃を加速させます。
別の山からその悲惨な光景を見たジンは、5年前の殺し合いを思い出すとつぶやきます。
ジンは相変わらずクールですね。
しかし山1つ壊滅する状況でこの感想とは、5年前の超能力戦争はかなり酷かったんでしょうね。
包囲網とナナの迷い
重力の包囲網から逃げるナナ、ヒカルは円形に重力場を作りそれの周を縮めていくことで、ナナを炙り出そうとしているのです。
そしてナナから見ると今は月が出ているか、月が沈むのは何時ごろか、計算の参考にした島の緯度軽度で100%正確なのかはわかりません。
ヒカルの焦り方から多少のズレはあれどリミットが近いことは確実ですが、実際に月を確認した方が確実です。
そしてナナにはもう決めないといけないことががあります、ヒカルを本当に殺すのか否かと言う問題です。
追い込まれてしまったナナ
ヒカルは過去にやらかしたのは事実で、善人とは言い難い人間ですが、極悪人でもありません。
今現在は大規模な災害を起こしていますが、それはナナの挑発によるものが大きいとも言えます。
普段のヒカルは温厚で、友達を助けるような人間だった分悩んでいるようです。
たしかに殺されかけて煽られた状態の行動で判断するのも酷ですね。
ユウカやレンタロウのような極悪人か、もしくはナナオやリュウジのような善人ならナナも悩むことなかったのかもしれません。
それはともかくとりあえず月が沈むまでは逃げないといけないナナだったのですが、ついにヒカルのすぐ側まで追い詰められてしまいました。
これ以上近づけばヒカルに見つかる位置で、月が早く沈んでくれと願うナナ。
ついに重力場まであと1メートルと追い込まれた時、不意にヒカルが能力を止めました。
話し合いを持ちかけるヒカル
僕が悪かった、話し合いはできないかと言いながらナナを探すヒカル。
能力が使えなくなって命乞いするつもりなのか、もしくは自分を罠にかけようとしているのかと警戒するナナ。
時計を見て月が沈んでいるのかどうかを考えるナナの元に、僕を信じてと呼び掛けるヒカルの声が届きました。
その言葉にナナはミチルを思い出します。
ミチルがナナを信じ続けたからこそ、救われた自分の命なら人間の善意を信じて動こうと決めたナナ。
警戒しながらあらわれたナナを見つけたヒカルは「生きてて良かった」「安心した」と喜びます。
モエも怯えていましたが、ヒカルのこの豹変は怖いです。
正直快楽殺人を起こし極悪だった正統派サイコパスキャラのレンタロウよりも生理的な怖さを感じます。
まだ月は沈んでおらず、ヒカルはナナの予想通りまだ能力が使えると話します。
しかしキラキラした顔で自分たちは殺し合う必要はないのだと普段の温厚さで話すヒカルに、いっそう警戒を強めるナナ。
このキラキラモードは、逆にめちゃくちゃ胡散臭いというか、嘘っぽさが凄くてナナが警戒を深めるのも納得です。
ナナは心が読めると嘘をついており、自分は過去の行為を隠していた、お互いに後ろ暗い所があるのだし、少し歩いて頭を冷やそうと提案するヒカル。
無意識なのか脅しているのかわかりませんが、能力がいつでも使えることを匂わせるヒカルに、しぶしぶといった様子でナナは従います。
まぁ実際しぶしぶというより、ここら辺はお互いに駆け引きといった感じですね。
2人はそのままナナオの時を思い出させるような月が見える崖まで歩いていったのでした。
無能なナナ、ネタバレ・感想【第37話前編】
いかがだったでしょうか?
ヒカルはかなりあやしいですが、もしかしたら本当に和解しようとしているのかもしれません。
しかし前回見せたサイコっぷりを見ると、彼を野放しにしていいのか悩みますね。
果たしてヒカルの本心はどうなのか、ナナはどうするのか続きが気になります。
今回は、無能なナナの第37話前編のネタバレと感想をお伝えしました!