今回は、「SPY×FAMILY」第53話のネタバレをお送りします!
「SPY×FAMILY」は心を読む超能力を持つ娘・アーニャと国家の敏腕諜報員・ロイド、≪いばら姫≫の異名を持つ殺し屋・ヨルが互いの正体を知らないまま偽りの家族となり、ミッション遂行のため奮闘するドタバタコメディです。
「広告でよく見るけど、どんなマンガなの?」
「実際おもしろいの?」
「読んだ人の感想を聞きたい!」
こう思っている方も多いのでは?
そこで、本記事では「SPY×FAMILY」第53話の見どころやストーリーのネタバレをお届け!
「SPY×FAMILY」第53話を読んだ感想も書いているので、
どんな作品か気になっている方は参考にしてくださいね^^
前話のあらすじ
甲板にて待ち伏せされていたことを悟ったヨルは、自らの獲物を構え襲ってくる敵を迎撃し始めます。
一方ヨル達の到着が遅いことを疑問に思った部長が助っ人に入り、スナイパーを倒してライフルを横取りします。
そのまま敵をなぎ倒すヨルと部長は遂に残り三人まで暗殺者たちを追い詰め……?
「SPY×FAMIL」第52話のネタバレをまだお読みでない方は、先に下記記事をご覧ください^^
「SPY×FAMILY」ネタバレ52話!暗殺者を始末せよ!目次
「SPY×FAMILY」53話のあらすじ
部長に銃口を突き付けられるも余裕そうなメガネの男。
訝しんだのもつかの間、刀を持った男に部長が倒されヨルも意識を失う寸前まで追い込まれてしまいます。
絶体絶命のヨルですが、オルカ達を守ることはできるのでしょうか!?
「SPY×FAMILY」53話のネタバレ
甲板に転がった骸を見て「みんな殺してしまった。お前は酷い女だ」とヨルを詰めるメガネの男。
その言葉にヨルは「人に刃を向けたのだから自分も向けられて当然」と返します。
報酬の分け前も増えたしまぁ良い、前金を貰っている以上帰りたくても帰れないのだからとメガネの男が笑いました。
部長は戦争をマネーゲームと思うような連中を生かしておけば必ず国に害を及ぼす、今のうちに殺すべきだと銃を向けます。
銃口にもひるまず金こそが力だと主張するメガネの男。
海の藻屑となって後悔しろと部長が引き金を引こうとしたその時「サメの餌になるのはお前だ」と静かに呟きます。
その瞬間シャキンという風切り音が聞こえ、咄嗟にしゃがんで刃の軌道から身を逸らしました。
ですが部長は完全に避けきれず、左の顔に傷が出来てしまいます。
右手で再度銃口を構えるも、刀の鞘で左肋骨を強打され骨の折れる嫌な音が。
そのまま投げ飛ばされ部長は完全に沈黙してしまいました。
部長を仕留め、ヨルにも敵の魔の手が襲い掛かります。
ですが最早武器を握る握力すら残されていなかったヨルは、早々に獲物を弾き飛ばされ丸腰に。
迫り来る刃を靴で受け止めるも、自分の足の重さに苛まれます。
実は万が一任務中にヨルが死亡したり隠しきれないような傷を負った場合、部長がロイドとアーニャに「ヨルは急な転勤が決まった」と伝える手筈になっていました。
傷も負えない、髪の長さすら維持しなければならないヨルは次第に身動きが取れなくなっていきます。
しかしその心境を敵に見破られ、死ぬのが怖いのならこの件から手を引けと忠告されます。
そんな訳にはいかない、オルカ達に手を出すなら許さないと啖呵を切るヨルでしたが、メガネ男に勧誘を受け更に怒鳴ります。
ですが、これは真面目な話だと続けたメガネの男。
私は金の亡者じゃない、一緒にするなと思うヨルでしたが、はたと自分がなぜ《いばら姫》をしているのかを考え始めます。
家族を養うため、国のため、でも自分はそんな大層な理想を持っていただろうか──。
考え込んでいた隙を逃さなかった男は左手の鞘でヨルの右顎を強打し宙に舞わせました。
ヨルはそのまま壁にたたきつけられ、目が回って動けません。
首に突きつけられた刃に死を悟ります。
もしも一言も言わずに母親の自分が消えれば。
ロイドのクリーニングの服を取りに行かないとな、アーニャと図書館に本を返しに行かなきゃ。
でももうそれも無理そうだなと走馬灯を見始めたヨルは弟であるユーリの姿を幻視します。
2人とももう動けないと判断した暗殺者側。
オルカを始末しようとしたメガネ男に向けて、死に体なものの反射で顔面を狙い投擲します。
オルカを守らないといけない。でも私は、何のためにオルカの護衛をしていたのか。
その時オルカがグラムを抱きながら呟いた「ただ静かに暮らしたい」という言葉を思い出します。
ヨルも最初はそうでした。
生活に追われて忘れてしまっていたけれど、《いばら姫》はユーリの他愛のない幸せを守るために始めたのです。
世の中には理不尽なことが沢山あります、それを少しでも減らせるように、自分がお掃除しなくては。
その為ならば自分の平穏など無くていい。
死に急ぐような生き方でも、己の手を血に染めても構わない、例え暖かなフォージャー家を離れることになったとしても、きっと自分の志をロイドは認めてくれるはず。
誰かのために大変な仕事をすることは誇れることだと言ってくれたロイドなら、自分のした事を許してくれるはずだと。
カッと目を見開いたヨルは向けられた刃を握り折り、そのまま男へと襲い掛かります。
傷が出来ようが構わない、それでも私は戦い続けると決意を新たにしたヨル。
右足を振り抜き男を吹っ飛ばしたヨルが仁王立ちになっているシーンで53話は終了です。
「SPY×FAMILY」53話の感想
今回はヨルが何故《いばら姫》になったのか、その心情が色濃く描かれた回でした。
ユーリの幸せを守るためという理由がまたヨルらしいですよね。
死ぬ間際になってもアーニャとロイドの事を思い出しているヨルが可愛くて切なくて……。
どう考えても大切に思っているのに、それを上手く出せていないのがもどかしいです。
あの刀を使う暗殺者も強いのでしょうが、きっと捨て身になったヨルには叶わないのではないでしょうか。
自分のことを捨て置いてまで大切な人を守ろうとする姿にキュンと来てしまいました。
ラストシーンの鋭い目をしたヨルがカッコよすぎて今から次週が楽しみです(笑)
「SPY×FAMILY」ネタバレ53話!≪いばら姫≫は何故生まれたのか。 まとめ
今回は、「SPY×FAMILY」第53話のネタバレをお送りしました。
刀を持った暗殺者にノックアウトされた部長と、もはや限界寸前のヨルですが最後の気力を振り絞り立ち向かいます。
たとえ自分がどうなったとしてもロイドは認めてくれると信じたヨルの強さが潔い回でした。
次週こそ刀の男やメガネ男との決着がつきそうですね!
暗殺者軍団もほぼ壊滅状態。
このままの勢いでヨルに勝ってほしいです!
気になる方は、第54話のネタバレも見ていってくださいね^^
最後までご覧いただきありがとうございました。